雪が降っている!
白い色を見ると、天使だった時が思いだされる。
血に染まった私はもう天使に戻れない、、、。

紅い天使だって居て良いんだよ。炎の天使は紅いのさ。
後ろで声がする!
この声には聞き覚えがあるわ!

長い間待っていたのです。

わたしは、何時だってお前の傍にいたんだよ。
近過ぎて見えなかったのかな?
もしも、お前が天使に戻りたければ、
何時だって戻れるのだよ。
天使の樹、とねりこの木に行ってごらん。

枝を折ってしまったのに、とねりこの木は未だ天使の羽を
大切に守っていてくれた!

私は又羽根をつけたいの!



羽根を付けたらピンクの色に変わった、、、!

だって彼女はとても優しく、美しく、
良い吸血鬼だったからね、、、。






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